日本からインドへの送金に手数料が安い銀行はどこ?・ホントに安い

日本からインドへの送金に手数料が安い銀行はどこ?・ホントに安い

 

日本からインドに送金できる銀行で手数料が安いのはどこでしょうか?

インドルピーで送金できる銀行が多くないって聞いたのですが、どこだとできますか?

 

日本からインドへの海外送金で、利用しやすいのは楽天銀行、SBIレミット、新生銀行(Goレミット新生海外送金サービス)、トランスファーワイズ(Transfer Wise)の4社になります。

 

そこで、ここでは日本からインドへの送金で手数料が安いサービスはどの銀行か?についてチェックしてみましょう。

 

日本からインドへの送金に手数料が安い銀行はどこ?

 

まずはじめに結論を言いますと、楽天銀行、SBIレミット、新生銀行、トランスファーワイズ(Transfer Wise)の4社を比較すると、日本からインドへの送金で手数料が安いのは資金移動業者のトランスファーワイズ(Transfer wise)です。

 

その他にもインドへ送金出来る銀行はありますが、日本の銀行でインドルピーで送金できる銀行は多くありませんので、この場合は米ドル建てで送金して、現地でインドルピーに両替することになります。

 

日本円から米ドルへ両替して、インドで米ドルからインドルピーに両替することになり、両替手数料が2回掛かって損をしますね。

 

トランスファーワイズ(Transfer Wise)は銀行ではなく、基本的に海外発のサービスなので怪しいと思われがちですが、日本の関東財務局からの営業認可を受けていますので何の問題もありません。

 

認可を受けているということは、万が一何かあった際に履行保証が適用されますので安心です。

 

 

 

インドへの送金に掛かる手数料比較

 

それでは、日本からインドの送金で使える、トランスファーワイズ、楽天銀行、SBIレミット、新生銀行の4社の手数料を比較してみましょう。

 

●手数料比較は2019年5月9日に行っています。

 トランスファーワイズ新生銀行SBIレミット楽天銀行
日本円送金額10万円10万円10万円10万円
比較時の為替レート
2019.5.8
INR=0.6337円INR=0.6337円INR=0.6337円INR=0.6337円
TTSレート
(両替レート)
INR=0.6338円INR=0.6248円INR=0.6246円INR=0.5714円
送金手数料937円2000円2,480円1,750円
振込手数料324円
銀行による
無し324円
銀行による
無し
インド側で受取りできる額62,791INR
(99,060円)
61,230INR
(96,597円)
60,910INR
(96,092円)
56,316INR
(88,845円)
手数料合計1,264円3,403円4,232円11,155円

※手数料ソース:トランスファーワイズ
※手数料ソース:楽天銀行
※手数料ソース:SBIレミット
※手数料ソース:新生銀行

 

結果としては、トランスファーワイズが最安で、2位が新生銀行、3位SBIレミット、最下位の楽天銀行が圧倒的に手数料が高いという結果になりました。

 

1位のトランスファーワイズと2位の新生銀行を比較しても2,500円程の差があるので、その差は大きいですね。

 

日本円で2,500円なら大きな差はないと思ってしまいまうかもですが、インドのような物価の安い国に住みだすと2,500円の差額はとても大きな物になりますのでバカにはできませんよね。

 

一般的なインド人の大卒の初任給が4万円程、屋台の食事は100円以下、レストランでも300~500円、電車は初乗り10円からと考えると2,500円の損をすることがどれだけもったいないか分かると思います。

 

日本からインドの送金の限度額

 

トランスファーワイズで日本からインドに送金できる限度額は1億GBP相当(140億相当)までですが、個人には関係無い桁ですね。

 

基本的に、オンライン銀行などを利用しての日本から外国への送金限度額は1回に付き100万円までと決まっています。

 

何度かに分ければ送金することは出来ますが、何度かに分けて送金すると不正な送金の可能性があるとして、取引は一旦停止になりトランスファーワイズから連絡が来ることになりますので、怪しい送金は出来ません。

 

当たり前ですが、トランスファーワイズも日本で認可を受けている資金移動業者ですので、高額な取引は税務署へ報告もしますし、税務署から問い合わせが来ることもあります。

 

日本からインドへの送金で必要な情報

 

トランスファーワイズを利用して日本からインドへの送金に必要になる情報がありますので、間違いのないように正確な情報を準備しておきましょう。

 

・受取人の口座名義:ラテン文字(ローマ字)のみ。長い場合は必要に応じて省略しても良い。

・口座番号:5~20桁で数字のみ

・受取人のIFSCコード(Indian Financial System Code):11桁で文字と数字
※IFSCは「銀行名・支店名」を特定するインド独自のコード

・送金の目的:法人に送金する場合のみ必要