海外送金の手数料が計算できるサイト【大損してますよ】
- 2019.12.13
- 更新日:2020.05.03
- 海外送金手数料を比較
海外送金の手数料が計算できるサイトってどの銀行や業者がありますか?
海外送金となると手数料が高いので損はしたくないですよね。
しかし、銀行などのサイトを見ても送金手数料が実際にどれくらい必要なのか良くわからない書き方をしていることが多いので困ります。
そこで、海外送金の手数料が簡単に計算できる海外送金シミュレーターを用意している銀行や送金業者のサイトをまとめてみました。
海外送金の手数料が計算できるサイト
先に結論をお伝えしておけば、海外送金の手数料を計算できるサービスはいくつかありますが、比較するまでもなく手数料が安いのはダントツで「トランスファーワイズ」です。
このサイト内では何度も書いていますが、海外送金で必要になる手数料は海外送金手数料だけではありません。
・海外送金をするための手数料
・日本円を外貨に両替する際に掛かる為替手数料
・海外送金された資金を受け取る際に掛かる受け取り手数料
・銀行間でダイレクトに送金できない場合の中継銀行手数料
・利用する金融機関がドル建て送金しかできない場合に必要な日本円からドルへの両替とドルから現地通貨への両替に掛かる為替手数料」
このように利用する銀行や送金方法によっていろいろな手数料が発生しますね。
特に、日本円から外貨への為替手数料は「隠れコスト」と呼ばれて、海外送金手数料が大幅に高くなる原因となっています。
しかし、トランスファーワイズであればそういった隠れコストも受け取り手数料なども必要ないために海外送金手数料が銀行に比べて大幅に安く出来るというわけですね。
しかし、国や送金の方法によってはトランスファーワイズを利用できないパターンがありますので、トランスファーワイズの他にも海外送金の手数料が計算サイトをチェックしてみましょう。
トランスファーワイズ
トランスファーワイズは銀行ではなく資金移動業者ですが、日本で営業認可を受け、三井物産も出資している世界中で利用されていますね。
トランスファーワイズの手数料が安い一番の理由は「為替手数料」がほとんど掛からないために、実際に必要な送金手数料以外の費用が発生しないからです。
サイトも日本語で利用できますし、カスタマーサポートも日本語でメール、電話ともに利用できるので安心です。
海外の送金業者では国によってトランスファーワイズよりも極わずかに手数料が安い業者もありますが、日本で認可を受けていない、カスタマーサポートも英語のみと不便とリスクが大きいですね。
楽天銀行
楽天銀行は言うまでもなく有名なオンラインバンクですね。
楽天銀行は銀行と呼ばれる中では基本の海外送金手数料が一番安く設定されていて、トランスファーワイズが利用できない場合にまず最初に候補に上がる銀行です。
ちなみに、一般的な海外送金では「送金先の国の通貨」でしか送金できません。
しかし、楽天銀行の場合は「ユーロを利用している国へドル建て送金」することも可能ですので、留学費用などドル建て指定の振り込みなどでは非常に使い勝手が良いと言えるでしょう。
新生銀行 Goレミット
GOレミットは新生銀行が提供する海外送金サービスで、新生銀行の口座が無くても利用できるお手軽な送金方法です。
利用するのも便利で海外送金手数料は一律2,000円と安いのですが、Goレミット専用のTTS(為替レート)を利用するので結果として手数料は高くなりますね。
例えば、2019年12月2日に計算したところ市場レートが「1ドル=109.63円」でした。
Goレミットのレートは「1ドル=110.67円」となっていましたので為替手数料として1円上乗せされていることになります。
セブン銀行
セブン銀行はどこにでもあるセブンイレブンからの送金もできますし、スマホアプリのみでも送金できるので便利な海外送金です。
海外送金サービスは世界的に有名な資金移動業者のウエスタンユニオンと提携しているので、ほぼ世界中に受け取り拠点があります。
基本的な送金手数料はウエスタンユニオンと同じなので、送金手数料は安めで為替手数料が高いのも同じですね。
ただ、セブン銀行ではフィリピン専用送金とベトナム専用送金のサービスがあります。
どちらの国も現地に銀行口座を持っている、または現地の銀行口座に送金するのであればトランスファーワイズ一択で良いですが、銀行口座を持っていない場合にはセブン銀行が便利ですね。
定期的に手数料の割引キャンペーンも開催しているので、フィリピンとベトナムに関しては上手に利用すれば少し安く利用できます。
マネーグラム
マネーグラムはウエスタンユニオンに次いで世界的に利用されている資金移動業者です。
ウエスタンユニオンと同じく銀行口座不要で、窓口から気軽に送金依頼をすることができるために海外で出稼ぎしている人達がよく利用していますね。
受け取り側も銀行ではなく街中にある提携窓口で受け取る事ができます。
ただし、こちらもウエスタンユニオンと同じく送金手数料は安いが為替手数料は高いので、結果として海外送金手数用はとても高くなりますね。
ペイフォレックス
ペイフォレックスは海外送金の手数料シミュレーターがあるので紹介していますが、内容的にはウエスタンユニオンやマネーグラムと変わりません。
どうしても使いたい理由がない限りは使う必要が無い海外送金方法と言えますね。
資金移動業者としては日本の金融庁から認可を得ているので安全です。
海外送金の手数料計算のまとめ
何度でも書きますが、海外送金はトランスファーワイズを利用できる国の場合は迷う必要なくトランスファーワイズを利用しましょう。
口座開設さえしてしまえば、入金から海外への着金もとても速いので安心して利用できますね。
ただ、銀行口座が無い場合はトランスファーワイズが利用できないので、新生銀行Goレミットかセブン銀行を利用するしかありません。
しかし、海外送金ではトランスファーワイズなら1,000円前後で済む送金が銀行などを利用すると3,000円~5,000円になることが当たり前ですので注意して利用することをオススメします。
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