銀行口座が無い人の送金方法!Western UnionやMoneyGramは便利で速い

銀行口座が無い人の送金方法!Western UnionやMoneyGramは便利で速い

 

海外で生活している人にとって海外送金はとても身近なことですが、数ヶ月の留学や一人旅などで銀行口座が無い人が日本からの送金や反対に海外から日本への送金が必要になることもあります。

 

そんな時に、どこからでも送金できて、簡単に現地で受取りが出来るWestern UnionやMoneyGramは重宝しますので、いったいどんなサービスなのか調べてみましょう。

 

Western UnionやMoneyGramは海外で利用されている海外送金業者

 

日本人はほとんどの人が銀行口座を持っていますし、日本人であれば銀行口座を開くことは簡単ですが、海外でも特に新興国では銀行口座を持っている人が少ないです。

 

そのため、銀行口座が無い人でも利用できるWestern UnionやMoneyGramなどが良く利用されています。

 

特に外国で働く出稼ぎ労働者が家族に仕送りをするために使う事が多いですね。

 

Western Unionは、街中の金券ショップ、またはセブン銀行で取扱していますので、比較的簡単に利用することができます。

 

MoneyGramは、日本ではWestern Union比べて少ないですが主要都市であれば窓口があり、その他の場合は「enRemit」または「SBIレミット」などのインターネット上のサービスが取扱しています。

 

Western UnionとMoneyGramのサービスの違い

 Western Union
(セブン銀行)
MoneyGram
(enRemit)
取扱場所セブンイレブン
WEB
窓口(東京、神奈川、埼玉、愛知)
WEB
窓口(東京、大阪)
銀行振込
ゆうちょ銀行経由
送金日数最短10分以内最短10分以内
送金限度額基本1回100万円まで
※国により変わる
100 万円または1万USドル相当額のいずれか少ない金額※国により変わる
受取り方法窓口で現金受取り
銀行口座
※フィリピン・中国のみ
窓口で現金受取り

サービス内容的には大きな違いはありません。

 

どちらかと言えば、全国各地にセブンイレブンがあるセブン銀行の方が利便性が良いですね。

Western UnionとMoneyGramの送金手数料を比較

 

渡航者、留学生ともに一番多いアメリカを例に送金手数料の違いを比較してみましょう。

 

 Western Union
(セブン銀行)
MoneyGram
(enRemit)
先方受取額1,000USD1,000USD
送金手数料3,000円1,480円
為替レート
Yahooなどの当日レート
1円=0.008895円
1USD=112.43円
1円=0.008895円
1USD=112.43円
TTSレート
(上乗せ)
1円=0.008556USD
1USD=116.87円
1円=0.008756 USD
1USD=114.20円
為替差で発生する手数料4,440円1,770円
振込手数料窓口無料
銀行による
窓口無料
銀行による
手数料合計7,440円+振込手数料3,250円+振込手数料

送金手数料、為替手数料ともにenRemitの方が大幅に安い結果となりました。

 

しかし、今回は1,000USDを受け取れるように計算して送金していますが、円で換算すれば100,000円と100,001円の一円差で手数料が2,000円から3,000円に変わりますので、そのあたりを合わせて無駄なく送金すればセブン銀行ももう少し安くすることができます。

 

ただ、為替手数料が高いのはどうしようもありませんので、銀行が無い送金で利用するのであればenRemitを利用した方が良いと言えます。

 

 

海外から日本への送金にもMoneyGramの手数料が有利

 

海外から日本に送金しないといけない場合もWestern Unionより、MoneyGramの方が為替手数料が安いです。

 

日本ではあまり見ないMoneyGramも海外では少し探せば見つかる程度にありますので、MoneyGramを優先して利用すると良いでしょう。

 

また、日本で受け取る場合は、両社の窓口かセブン銀行、enRemit、SBIレミットなど、それぞれの銀行に口座を開設する必要がありますが、海外で受け取る場合はパスポートだけで受け取りが可能です。

 

もちろん、銀行口座を利用した海外送金であればトランスファーワイズが断然安いですので、あくまで銀行口座が無い場合の緊急手段として利用をおすすめします。